銀河鉄道の夜

あらすじ・ストーリー

僕のお父さんは、北の海へ行ったきり帰って来ない。お母さんは倒れてしまって、僕は毎日毎日、働いてる。 そんな僕を、みんなは冷やかすけれど。カムパネルラは、そんなことはしない。 本当は、僕はもう遠くへ行ってしまいたいくらいだけれど。 カムパネルラが一緒に来てくれたなら、僕はどこまででも行けるだろう。 そうして、僕は「ケンタウルスの森」に迷い込んだ。 ―カムパネルラ、こんなところでどうしたの? ―みんなはね、ずいぶんと走ったけれども遅れてしまったよ。 この森をぬけてたどり着いた答えは、 僕たちをどこへ連れて行ってくれるのだろう。

corich

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